2015年10月19日月曜日

好きなことは やらずには いられない(吉阪隆正との対話)から。

1973年に 地井先生が言っている以下のことは、今の時代の核心をついている気がする。
何度も 何度も 読み直してしまう。


逆格差論

”あなた方は貧しいのです”  という所得格差論の本質とは、実は農村から都市への安価な工業労働力転出論であり、中央から地方への産業公害輸出論であり、地方自然資源破壊論であったと見ることができよう。

  今、多くの農業、漁業(またこれらが本来可能な)地域の将来にとって必要なことは、経済的格差だけを見ることではなく、それをふまえたうえで。むしろ地域住民の生命や生活、文化を支えてきた美しい自然、豊かな生産のもつ、都市への 逆*格差 をはっきりと認識し、それを基本とした豊かな生活を、自律的に建設して行くことではないだろうか。その時 はじめて、都市も息を吹き返すことになるであろう。

まさに農村漁業や地場産業の正しい発展は、人類の使命と言うべきであろう。

194page  <名護市総合計画*基本構想> 地井昭夫(ちい  あきお) 1973年

計画とは、現実のあらゆる差別、格差に対する未来への理性的、人間的戦いである。





0 件のコメント:

コメントを投稿