2012年5月4日金曜日

本木上堰 堰さらい 本番


 6時起床です。5時45分頃 目が覚めて あ、おにぎり。と思ったのですが、既に起きて支度をしている人が「もう ほとんど握ってありますよ」というので、また寝ようと思ったくらい 眠かった。

 7時半 出発。(軽トラの荷台に乗って、現地まで運ばれて行きます)



 8時 更に道がない山を登って 登って、え、あたりはこごみ畑です。え〜〜〜と思ったのですが、その後 至る所にあって目が慣れてしまいました。。。。(そして、すでに大きくなっていて 採れませんでした。)




 作業開始。女性は大きいフォークで、葉っぱを水路の外に放り出します。男性はスコップで、泥などをかき出します。私達の班は、堰守(せきもり)と呼ばれる77歳の遠藤さんが率います。薄曇りで、暑過ぎず、時々狐雨が降る良い気候でした。

<掃除前の堰>


 11時半頃 お昼に戻り始め、早稲谷の公民館でお昼。握ったおにぎりにお汁だったかな??? 取材らしき物、カメラを回している人がいて 気がそぞろでした。しかも 私 ぶよに右手をさされてしまった。。。。。。

 13時ちょっと前に、「本木班出るよ」という号令で また 軽トラの荷台に乗り込み 出発です。  山道を登り始めて、私 班を間違えたのに気がつき こちらを率いる大友さんに言い出たのですが、「どのみち 会うから大丈夫」と言われ そのまま 作業に入りました。

 午前中は、人が通った後からついていたので、枯れ葉も軽かったけど、午後は地元の方と先頭なり、一掻き一掻きが重い。なおかつ 右足の長靴15cmあたりに穴があいており、水がしみて 午前中の後半から 足が冷えて少々つらかったのが倍増です。

 用心しながら 水路に足を入れ、作業をしている私の体勢がおかしかったのか、その地元の人 江見さん(54歳左官職の男性)に聞かれ「すみません。穴があいてるんです」と言えば、浅い所を案内してくれ、作業しやすい様に量ってくれ、時々 休憩もくれます。それでも 午前中よりは大分 働いた感がある重さと時間でした。

 休憩をしている時に何となく色々聞いている中で、「ああ、高さはね、ろうそくを持った人を並べて 反対側から見て高低を調節して堰を引いたと文献が残っている」と江見さんが説明してくれたのが印象に残っています。

 上から(上流から)来た 早稲谷班と会って、作業は終了です。江見さんが、3時頃あの辺りで会うんだよという場所でした。

 午前中は、近場の風景を見て 何となく攫ってましたが、午後は江見さんが谷や昔の田んぼ、堰の周り具合を説明してくれるのが とても楽しかった。その間に ちょこちょこ写真も撮り、山菜も採りました。(朝 何度か参加した人がビニール袋を持って行くと良いと助言してくれたのです)

 雨が降り始める中、早稲谷公民館で地元の方々のお礼の宴会です。私にはなぜこのメニューと思うのですが、会津若松出身の方によると普通だそうです。
 写真に醤油仕立てのけんちん汁がついていました。ブルーシートの上で、他の班の人も一緒に飲んでます。江見さんが、冬や秋の写真を見せてくださり、黄金色の秋の写真をもらって来ました。(ちなみにどさくさにまぎれて お豆腐は帰し、鯖水煮缶は母へのお土産にしました。ごめんなさい)



 一旦 本木公民館に戻って、お風呂に行きます。(今日はいいでの湯)作業が終わった頃に降り出した雨が本降りになって来ました。私達には晴れ女晴れ男がいた様です。ここで、会津郷土料理の本を見つけてゲット。鰊の山椒漬けをマスターしたい。こづゆも食べたい。